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桂離宮:様々な意匠の限りを尽くした笑意軒の日本の美に感銘

2022年11月9日(水)@京都/7回目

京都、2日目です。
桂離宮の美しいお庭を巡っています。
ここまでのお庭の拝観ルートを地図で確認しておきましょう。
御幸門から外腰掛を経て、洲浜からの絶景を眺め、松琴亭、賞花亭、園林堂と巡り、田舎家風の笑意軒の前にやってきたところです。

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笑意軒の扁額が掲げられています。洒脱な筆跡です。

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その扁額の下には横並びに6つの丸い下地窓が設けられています。奥の間の先には大きく開いた障子の間から外の自然の景色が眺められます。

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下地窓は6つそれぞれの意匠(下地の編み方、格子の種類など)が微妙に異なり、なぜか「四季の窓」と呼ばれています。

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奥の障子の間から見える景色です。桂離宮で唯一、離宮の外の景色が見えているところです。水田です。公卿たちは田植えの風景を楽しんだとか。

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手前の縁側の横にも四角い下地窓があります。統一感のあるデザインが徹底されています。

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次の間にある襖の模様が凝っています。この意匠は江戸時代とは思えぬ斬新さです。

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襖の引手の意匠も凝っています。意表を突かれるようなデザインです。

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「2の間」の腰壁には、金箔の市松模様が贅沢です。

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「一の間」付書院の外壁です。これはすっきりしたデザインになっています。ここにも下地窓があり、意匠の統一感を感じさせます。

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前面に広がる池の風景は秋が真っ盛り。池の形は人工のものであることを示す方形になっています。

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前面の池は舟遊びができるように船着き場になっています。ここから月を愛でるための船に乗っていたんですね。何と風流なことでしょう。

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木々が色づき、美しい景色になっています。古人もこのような景色を眺めたのでしょう。

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黄葉も美しいですね。

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船着き場の先端には小さな灯籠、三光灯籠が置かれています。その形は笑意軒を模して作られたそうです。

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笑意軒の前には、見事な直線の延段が作られています。大小様々な色んな形の石を組み合わせています。見事な細工です。

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細かいところまで気を配り、繊細な美的感覚が行き届いた笑意軒の意匠には舌を巻きます。

ガイドツアーもそろそろ最終コースに入ります。



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テーマ : 国内、史跡・名勝巡り
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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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