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エルベ川の船旅:次々現れるお城と青い奇跡の橋

2008年5月3日土曜日@ドレスデン/5回目

今年の旅はドレスデンDresdenとライプツィヒLeipzigとプラハPrahaが目的地。
今日はドレスデンの2日目です。

今、ピルニッツ宮殿Schloß Pillnitzまでのエルベ川の船旅の真っ最中です。
出航後、少し落ち着いて、コーヒーをいただきながら、船旅を満喫しています。

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もう、すっかりドレスデンの市街地を離れて、両岸は緑が広がっています。

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ほどなく、丘の上には古城が立ち並び、気持ちのよいこと、この上なし。
このお城はアルブレヒツブルク城Schloss Albrechtsberg Dresdenです。
このお城はプロイセン国王ヴィルヘルIV世とドイツ皇帝ヴィルヘルムI世の末弟であるアルプレヒト皇太子とその二人目の妃ローザリーのために建てられました。
シンケルの弟子であるアドルフ・ローゼが設計した後期クラシック様式の建物で、1854年に完成しました。
アルプレヒト皇太子の息子の死後はドレスデン市が購入、第2次大戦後は一時ソ連軍の管理部が置かれたり、インツーリストのホテルに使われたりしました。
現在は芸術学校、ホテル・レストラン学校があるほか、コンサート、舞踏会、レセプション、講演会など各種催しに使われています。

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続いて現れたお城はリンクナー城Lingnerschloss。段々畑の上に建っています。
このお城はアルプレヒト皇太子の侍従シュトックハウゼン男爵の住居として建てられました。そのため、当初はヴィラ・シュトックハウゼンと呼ばれていました。隣のアルブレヒツベルク城よりもやや簡素で、早く出来上がったため、アルブレヒト皇太子夫妻は当初はこちらに住んでいました。その後、アウグスト・リンクナーの所有となったため、リンクナー城と呼ばれるようになりました。
現在はやはりドレスデン市の所有となっています。

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次に現れたお城はエックベルク城Schloss Eckberg。
大富豪で芸術の奨励者として知られるヨハン・スーシャイが建てたものです。英国の古城のような形をしていますが、やはり19世紀の半ば過ぎに建てられたものです。
ドレスデンのオペラ座を設計したゼンパーの弟子であるクリスティアン・アルノルトがチューダー王朝風に設計しました。
東西ドイツの統合後はミュンヘンの不動産会社が購入し、高級ホテル・レストランとして運営されています。

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お城が遠ざかっていきます。まだ、リンクナー城(左)とエックベルク城(右)が見えています。

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クルーズ船のデッキの上はすっかり寛いだ乗客たちで賑やかです。

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滔々と流れるエルベ川、両岸の美しい緑、次々に現れる立派なお城や邸宅。あまりの美しさにただただ見とれるだけです。ドナウ川渓谷の船旅も楽しみましたが、比べ物にならないと感じます。
やがて、美しい鉄橋の下をくぐり抜けます。
この橋は青い奇跡の橋Blaues Wunderという橋です。
この青い奇跡の橋は、ドレスデンのブラセヴィッツ地区とロシュヴィッツ地区をつなぐ橋です。
パリのエッフェル塔と同じ1893年に造られた鉄骨構造の橋はクラウス・ケプケの設計によるもので、建築物の傑作のひとつとされています。橋の全長は 280 メートル、正式名称はブラウエス・ヴンダーで、緑色の塗装が青色に変化したこと、第二次世界大戦中に唯一爆撃を逃れたことから青い奇跡の橋と呼ばれるようになったと言われています。

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この橋はひょんなことで、帰りに寄ることになりますが、その経緯はそのときに。

エルベ川Elbeの船旅はこの後は一路、ピルニッツ宮殿Schloss Pillnitzをめざすことになります。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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aokazuyaさん

コメントありがとうございます。デジタルコンサートホールは当面、これきりですが、毎週末、聴かれているんですね。ファゴットのシュテファン・シュヴァイゲ

03/03 23:32 sarai

DCHは私も毎週末、楽しみに聞いています。
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03/01 19:22 aokazuya

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
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07/08 18:59 sarai

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公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai
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