ドレスデンを出発。国際列車でプラハへ。
今年の旅はドレスデンDresdenとライプツィヒLeipzigとプラハPrahaが目的地。
今日はドレスデンの5日目、最終日です。
ドレスデンでの日程は既に昨日で終え(充実した4日間でした!ドレスデンは想像した以上に素晴らしい街でした)、今朝、列車(EC:ユーロシティという国際列車)でプラハに移動します。
まずはホテルをチェックアウトします。このホテル(Artis Suite Hotel)で4泊しましたが、トラムやSバーンの駅に近く、街の中心や中央駅へも10分~15分くらいで、便利でした。また、ホテルの名前のとおり、部屋も非常に広く、簡易キッチン付きで、快適でした。ただひとつの難点はバスタブなしのシャワーだけだったこと。交渉しましたが、バスタブ付きの部屋には代えてもらえませんでした。ホテルの前で記念撮影。saraiと配偶者、そして、saraiの姉の3人です。

さて、ここでいつもなら、トラムでドレスデン中央駅に向かうところですが、大きなスーツケースを持っての移動なので、同行者の希望もあり、タクシーを呼んでもらいます。これから向かうプラハと違って、ドレスデンはタクシーが使いやすくていいですね(不正運賃請求とか、気にしなくて済む)。もう、何度も通った道で見慣れた風景が通り過ぎ、すぐに中央駅に到着。
駅舎に入ると、当時、ドレスデン国立歌劇場の音楽監督になったばかりのファビオ・ルイージの大きなポスターが掲げられています。期待の大きさと人気が感じられます。(15年後にまさか我がN響の首席指揮者になるとは想像できませんでした。)

まだ、乗車予定のECの出発時間まで少しありますが、とりあえず、プラットホームに移動しようとすると、同行者が「ドレスデンが気に入ったので、是非、ドレスデンの名所の入った来年のカレンダーがほしい」とのことで、駅の中の本屋さんを物色し、無事にゲット。これでドレスデンでのショッピングは本当に完了。
さて、乗車予定のECのプラットホームを探しますがなかなか見つかりません。ドレスデン中央駅はSバーンの線路を除き、ターミナル駅の形式になっています。ヨーロッパの主要な駅はたいてい、そうですね。そのターミナル駅のプラットホームの番号を探しても、ECが発車するホームの番号がないんです。で、よくよく、見回してみると、ありました。その番号のホームはこっちだという表示です。でも、それだと、駅から出てしまいそうですが、とりあえず、大きな通路を通って、そちらに行くと、ターミナル駅に隣り合ったホームがあります。このホームはまだ新しいらしく、広い階段はありますがエスカレータもありません。重いスーツケースを持って、上る気もしないので、探してみると階段の反対側にエレベータがあるので、きっと、これでホームに出られそうです。やっと、ホームに辿りつきます。

このドレスデン中央駅はターミナル駅をSバーンの通過駅と長距離列車用の通過型駅がサンドイッチのように挟んだ形式の駅だったんです。ライプツィヒやフランクフルトやベルリンなどから来るICEがドレスデンが終着駅の場合はターミナル駅に、さらに南のほうに向かう列車は通過式の駅ということではないかと推測しています。
この通過式のプラットホームはまだ新しそうですが、それでもエスカレータもないのはおかしいと思い、ホームの端まで行ったら、端のほうにはエスカレータがありました。まだ、全体に整備中なんでしょうか。
そうこうしているうちに、ECが到着します。このECはベルリン発で9時過ぎにドレスデンを通過し、11時過ぎにプラハを経由し、最終的にブダペストまで行く長距離国際列車です。しかし、はいってきた列車はライプツィヒ往復で乗車したICEとは違い、外見の見栄えが少しもよくありません。

少し、がっかりしながら、重いスーツケースを持ち上げて、乗車します。乗車後、まだ、発車までに時間があるので、ECを外部からチェックしてみます。長距離列車なので、食堂車が連結されています。この食堂車の表示が面白いことに気が付きます。まず、これは英語表記。

次はフランス語。

次はイタリア語。

もちろん、ドイツ語もあります。

次はハンガリー語。

流石に国際列車ですね。あれ、チェコ語がありませんが、多分、見落としたんでしょう。
さて、再び、座席に戻ります。予約していたのはセカンドクラスのコンパートメント。ファーストクラスにしてもよかったのですが、ライプツィヒ往復のICEと違い、往復ではないので、割引運賃がないので節約したわけです(多分、割引運賃はあった筈ですが、saraiの旅の技術がまだ未熟だったようです)。それに国際列車といっても、乗車時間はわずか2時間ちょっとです。乗り込んだ列車は空いていて、3人でコンパートメント(6人がけ)を独占できて快適です。

出発した列車は最初、エルベ川沿いに走ります。

saraiは初めての国際列車で国境を越えます。短い鉄道旅ですが、楽しみです。
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