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セヴィーリャの1日:ムリーリョの美しいマリアに魅了されたセヴィーリャ美術館

2014年6月1日日曜日@カディス~セヴィーリャ/4回目

セヴィーリャ美術館Museo de Bellas Artes de Sevillaの展示室に入ります。最初の部屋には15世紀のスペイン・ゴシックの美術品が展示されています。初期セヴィーリャ派の作品も並んでいます。中央に見える彫刻はペドロ・ミランPedro Millánの《死せるキリストへの嘆き》です。

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この部屋では、4枚の連作絵画が目を惹きます。初期セヴィーリャ派の作者不詳の作品です。フランドル絵画の影響が感じられる精密な描き方です。

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次の部屋は長い回廊になっていて、ルネサンス期の作品が展示されています。

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次の部屋はマニエリスムの作品が展示されています。さして興味を惹く作品はありません。

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次の部屋は自然主義の作品が展示されています。

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ベラスケスの絵画を発見。肖像画です。と思ったら、なんと聖人の絵でした。1620年、ベラスケス20歳頃の《聖パウロ》です。セヴィーリャ時代の作品です。この頃、既に見事な筆遣いです。

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いったん、パティオに出て、次の展示室に移動。そこは17世紀の修道院の教会だった建物で天井も高くて美しい部屋です。

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特に天井の装飾の美しさは最高です。

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この部屋の奥のほうにはムリーリョMurilloの作品がずらっと並んでいます。それも名画揃い。めまいがするほど素晴らしいです。
この美術館にはムリーリョの世界最大のコレクションがあるとは聞いていましたが、まさか、これほどとは。絶句です。saraiはムリーリョの描くあどけなさを面差しに残している聖母マリアが結構好みです。そういう絵画が何点も展示されてます。

これは《無原罪の御宿り》です。1668年、ムリーリョ51歳頃の作品です。とても美しいです。三日月に乗ったマリアが天使たちに囲まれて、天から舞い降りてきます。

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これは《無原罪の御宿り》です。1668年、ムリーリョ51歳頃の作品です。この作品もとても美しいです。三日月に乗ったマリアが天使たちに支えられながら、下りてきます。

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これは《無原罪の御宿り》です。1650年、ムリーリョ33歳頃の作品です。若い頃の作品ですが、既にムリーリョらしさが満ち溢れています。マリアは満月に乗っていますね。

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これは《聖母子》です。1666年、ムリーリョ49歳頃の作品です。マリアの美しさが光ります。

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これは《聖フスタと聖ルフィーナ》です。1666年、ムリーリョ49歳頃の作品です。聖フスタと聖ルフィーナはセヴィーリャの守護聖人の二人の姉妹です。二人が両側から支えているのはヒラルダの塔です。それにしても美人姉妹ですね。これはセビーリャのカプチン修道会Convento de Capuchinosの聖堂の祭壇画です。

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《無原罪の御宿り》を中心にムリーリョの名画がずらっと並んでいます。壮観です。

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これは《ピエタ》です。1668年、ムリーリョ51歳頃の作品です。ムリーリョの描く上目遣いのマリアは本当に美しくて、大好きです。

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これは《羊飼いたちの礼拝》です。1668年、ムリーリョ51歳頃の作品です。ムリーリョの描くマリアは下のほうに顔を傾けていてもあどけなさが可愛いです。

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これは《受胎告知》です。1668年、ムリーリョ51歳頃の作品です。ムリーリョの描くマリアは横顔も綺麗ですね。きっとモデルがよっぽど綺麗な人だったんでしょう。

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いやはや、素晴らしいムリーリョの名画にあふれた展示室でした。ムリーリョの描く美しいマリアに魅了されました。展示室をもう1回眺めて、満足のため息を尽きました。

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まだ、2階にも展示室があるようですが、もう、頭の中はムリーリョのマリアでいっぱいです。このまま、美術館を出ることにしましょう。


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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 

マーラー6番ですか・・・ハンマー打撃は勘弁してほしいものです。あったとしても、3回目の打撃だけは・・・

04/11 18:10 sarai

まさにマーラー6番な状況です笑

04/11 17:51 kico

お互い、残念でしたね。今年でヨーロッパ遠征を終わりにする予定でしたが、悲劇的な状況になりました。天はまだ我に旅を続けよというご託宣を与えたのでしょうか。1年延期

04/11 03:13 sarai

以前にもコメントさせていただいた者です。来ましたね、楽友協会からのメール。私たちはとりあえず1年延期としましたが、どうでしょうね。困っている人が多い中贅沢な悩み

04/11 00:33 kico

お返事ありがとうございます。
本当に!私もレイルジェットや美術館の手配もしているので、祈るような気持ちです。

03/10 19:06 kico
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