fc2ブログ
 
  

セヴィーリャの1日:ムリーリョの美しいマリアに魅了されたセヴィーリャ美術館

2014年6月1日日曜日@カディス~セヴィーリャ/4回目

セヴィーリャ美術館Museo de Bellas Artes de Sevillaの展示室に入ります。最初の部屋には15世紀のスペイン・ゴシックの美術品が展示されています。初期セヴィーリャ派の作品も並んでいます。中央に見える彫刻はペドロ・ミランPedro Millánの《死せるキリストへの嘆き》です。

2015021101.jpg


この部屋では、4枚の連作絵画が目を惹きます。初期セヴィーリャ派の作者不詳の作品です。フランドル絵画の影響が感じられる精密な描き方です。

2015021102.jpg


次の部屋は長い回廊になっていて、ルネサンス期の作品が展示されています。

2015021103.jpg


次の部屋はマニエリスムの作品が展示されています。さして興味を惹く作品はありません。

2015021104.jpg


次の部屋は自然主義の作品が展示されています。

2015021105.jpg


ベラスケスの絵画を発見。肖像画です。と思ったら、なんと聖人の絵でした。1620年、ベラスケス20歳頃の《聖パウロ》です。セヴィーリャ時代の作品です。この頃、既に見事な筆遣いです。

2015021106.jpg


いったん、パティオに出て、次の展示室に移動。そこは17世紀の修道院の教会だった建物で天井も高くて美しい部屋です。

2015021107.jpg


特に天井の装飾の美しさは最高です。

2015021108.jpg


この部屋の奥のほうにはムリーリョMurilloの作品がずらっと並んでいます。それも名画揃い。めまいがするほど素晴らしいです。
この美術館にはムリーリョの世界最大のコレクションがあるとは聞いていましたが、まさか、これほどとは。絶句です。saraiはムリーリョの描くあどけなさを面差しに残している聖母マリアが結構好みです。そういう絵画が何点も展示されてます。

これは《無原罪の御宿り》です。1668年、ムリーリョ51歳頃の作品です。とても美しいです。三日月に乗ったマリアが天使たちに囲まれて、天から舞い降りてきます。

2015021109.jpg


これは《無原罪の御宿り》です。1668年、ムリーリョ51歳頃の作品です。この作品もとても美しいです。三日月に乗ったマリアが天使たちに支えられながら、下りてきます。

2015021110.jpg


これは《無原罪の御宿り》です。1650年、ムリーリョ33歳頃の作品です。若い頃の作品ですが、既にムリーリョらしさが満ち溢れています。マリアは満月に乗っていますね。

2015021111.jpg


これは《聖母子》です。1666年、ムリーリョ49歳頃の作品です。マリアの美しさが光ります。

2015021112.jpg


これは《聖フスタと聖ルフィーナ》です。1666年、ムリーリョ49歳頃の作品です。聖フスタと聖ルフィーナはセヴィーリャの守護聖人の二人の姉妹です。二人が両側から支えているのはヒラルダの塔です。それにしても美人姉妹ですね。これはセビーリャのカプチン修道会Convento de Capuchinosの聖堂の祭壇画です。

2015021113.jpg


《無原罪の御宿り》を中心にムリーリョの名画がずらっと並んでいます。壮観です。

2015021114.jpg


これは《ピエタ》です。1668年、ムリーリョ51歳頃の作品です。ムリーリョの描く上目遣いのマリアは本当に美しくて、大好きです。

2015021115.jpg


これは《羊飼いたちの礼拝》です。1668年、ムリーリョ51歳頃の作品です。ムリーリョの描くマリアは下のほうに顔を傾けていてもあどけなさが可愛いです。

2015021116.jpg


これは《受胎告知》です。1668年、ムリーリョ51歳頃の作品です。ムリーリョの描くマリアは横顔も綺麗ですね。きっとモデルがよっぽど綺麗な人だったんでしょう。

2015021117.jpg


いやはや、素晴らしいムリーリョの名画にあふれた展示室でした。ムリーリョの描く美しいマリアに魅了されました。展示室をもう1回眺めて、満足のため息を尽きました。

2015021118.jpg


まだ、2階にも展示室があるようですが、もう、頭の中はムリーリョのマリアでいっぱいです。このまま、美術館を出ることにしましょう。


↓ saraiの旅を応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



関連記事

テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

コメントの投稿

非公開コメント

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

ミケランジェロさん、saraiです。

遅レスで申し訳けありません。敬愛するジョナサン・ノットをご評価いただき、ありがとうございます。

相変わらず、独自の音楽探求を続

06/23 23:50 sarai

こんにちは。

ジョナサン・ノット氏の公演鑑賞を拝読したく参りました。毎回とても沢山の公演記録を私達に届けて下さり、ありがとうございます。

マエストロは数年前のイ

06/14 08:27 michelangelo

えりちゃさん、コメントありがとうございます。
最終公演に行きますが、ムーティ&ウィーン・フィルは渾身の力で凄い演奏を聴かせてくれますよ。特にシューベルトは有終の

11/09 22:13 sarai

尻上がりに素晴らしくなりました!
あの弦の響きにもうハマるのですよ!
あと2公演ありますが、もう既に同じプログラムを2回演奏しているので、ますます良くなるか、ち

11/09 10:56 えりちゃ

えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai

saraiさま、
お久しぶりです!
お元気にコンサートや旅行を楽しんでおられますね!
ブログ、楽しく拝見しています。おフランス、良いね😊
私は春だというのに、仕事と用事以

04/09 05:29 えりちや

気になってたずねても 
誰にも知らんと言われなんやろ
と思いつづけて居ました❗
写真みつけてこれだと思いました❕スッとしました
教えて下さって嬉しいです
ありがとうご

02/13 22:26 みーちゃん
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR