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今年の音楽総決算:ピアノ・室内楽編

いよいよ、今年も押し迫りました。

今年は6月に長年働いた会社をリタイアし、後半は今までになく音楽会に通いました。
今回から3回のシリーズで今年生で聴いた音楽のベストを選んで、今年の音楽の総決算としたいと思います。
今回はピアノ・リサイタルと室内楽編です。
残念ながら、今年はあまりこのジャンルの音楽に触れる機会が少なかったと思います。来年はもっと積極的に聴きたいと思います。

で、今年は以下をベスト5に選びました。

1位 上原彩子ピアノ・リサイタル@サントリーホール 1/23
2位 庄司紗矢香ヴァイオリン・リサイタル@彩の国さいたま芸術劇場 10/31
3位 荘村清&小林美恵デュオリサイタル@上大岡ひまわりの郷 9/23
4位 長岡純子ピアノ・リサイタル@上大岡ひまわりの郷 11/28
5位 ウィーン弦楽四重奏団@リリスホール 11/23

次点 小川典子ピアノ・リサイタル@トッパンホール 12/9

上原彩子ピアノ・リサイタルはベートーヴェンのソナタ30番が素晴らしく、さらにリストの「ペトラルカのソネット」には痺れました。このサントリーホールでのリサイタルに比べると鎌倉芸術館でのリサイタルはもう一つでしたが、彼女も芸術家としての幅を拡げつつあり、ますます今後が楽しみです。文句なしの1位です。

庄司紗矢香ヴァイオリン・リサイタルはオール・ベートーヴェンプログラムで後半の《クロイツェル・ソナタ》は出色の出来の演奏でオーソドックスなスタイルながらヴァイオリンの素晴らしい響きに満足しました。CDでも同じ《クロイツェル・ソナタ》が発売されましたが少しデリケート過ぎる演奏で、この日の思い切った演奏のほうが好ましく感じました。

荘村清&小林美恵デュオリサイタルは何といっても後半のピアソラに尽きます。ピアソラの素晴らしさと自在な音楽の楽しみに酔いしれました。ピアソラ開眼ということで高い順位を付けさせてもらいました。

長岡純子ピアノ・リサイタルは本当に音楽の奥深さを感じたリサイタルでした。80を過ぎたら、こんな音楽が演奏できるのかと驚嘆しました。極端にテンポの遅い「子供の情景」を最後まで弾ききり、最後はもう途切れ途切れ。こんな音楽もあるという超個性的な演奏。一方、「ワルトシュタイン」はダイナミックで精神性の高い演奏。いい音楽を聴かせてもらって感謝です。

ウィーン弦楽四重奏団は極上の席でウィーンの音楽を美しい演奏で楽しませてもらい、まったくもって贅沢な時間でした。室内楽を聴く喜びをまざまざと思い出せていただき、これも感謝です。

次点の小川典子ピアノ・リサイタルはモーツァルトはともかく、プロコフィエフのソナタの力強く爽快なこと、この上なしです。上原彩子のシャープな切れ味のプロコフィエフも好きですが、小川典子のプロコフィエフもまた聴きたくなる演奏です。ランクインでもよかったリサイタルでした。

番外としては上大岡ひまわりの郷で聴いたロータス・カルテットのシューベルトの「ロザムンデ」も心に残る演奏でした。

次回はオペラ・オペレッタ編です。



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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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