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セヴィーリャの1日:セヴィーリャは名作オペラの舞台

2014年6月1日日曜日@カディス~セヴィーリャ/15回目

プエルタ・デ・ヘレス広場の角で右に曲がり、サン・フェルナンド通りに入ります。角には、いかにもスペイン風の古い建物。これはホテルのようです。

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このサン・フェルナンド通りにはセヴィーリャ唯一のトラム路線が走っています。ちょうど真新しい車体のトラムがやってきました。このトラムはカテドラルの方に行くようです。

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サン・フェルナンド通りを進むと、通りに面して右手にバロック風の立派な建物があります。セヴィーリャ大学です。

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セヴィーリャというと、オペラファンは名作オペラの舞台として街の名前が忘れられないところです。モーツァルトの《フィガロの結婚》、ロッシーニの《セビリアの理髪師》、そしてビゼーの《カルメン》。このセヴィーリャ大学は昔、国立タバコ工場Real Fábrica de Tabacosの建物でした。この国立タバコ工場が舞台になったのが、傑作オペラの《カルメン》です。大学の入り口横の右手の塀には、国立タバコ工場のタイル銘板が張ってありました。

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入り口が開いているのでちょっと中を覗きたいところですが、今は大学の建物なので、タバコ工場の風情はもう見られないでしょう。

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入り口の左手にも、国立タバコ工場のタイル銘板が張ってありました。丁寧な説明、ありがとうございます!

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セヴィーリャ大学を通り過ぎて、サン・フェルナンド通りはドン・ファン・デ・オーストリア広場Plaza Don Juan de Austriaにぶつかります。大きなロータリーの中央には、またまた噴水があります。

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ロータリーを過ぎて、まっすぐに進みます。通りはカルロス5世通りAv Carlos Vに変わります。通りの右手は緑地が広がります。

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ところで、セヴィーリャの街路樹はオレンジの木が多いそうです。確かに実がなっています。ジャカランダの木も多いです。そろそろ終わりのようですが、美しい花が咲いて配偶者は大喜びです。
この辺りで、セヴィーリャ散策を切り上げてホテルに戻りましょう。トラムとバスを乗り継いで帰ります。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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夜のフラメンコに備えて、ホテルでしばし休憩。

ちょっと疲れがとれたところで、またお出かけです。さあ、フラメンコに出掛けましょう。フラメンコは夜の8時15分からです。
交通機関のチケットを自動販売機で購入。

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街路樹のジャガラダが綺麗です。

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C1番のバスとトラムを乗り継いでカテドラル横まで行き、そこから歩きます。カテドラルの入り口を過ぎて、トリウンフォ広場Plaza del Triunfoに到着。マリア像とまた対面です。

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サンタ・クルス街に入って、タブラオ、ロス・ガリョスへ向かいます。先ほど偵察済みですから、道は分かっています。

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やがて、ロス・ガリョスTablao Flamenco Los Gallosに到着。地図で場所を確認しておきましょう。

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セヴィーリャの夜をフラメンコで楽しんで、セヴィーリャ観光の仕上げをしましょう。


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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
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その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

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クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

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06/18 08:33 五十棲郁子

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コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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