FC2ブログ
 
  

琵琶湖逍遥:三井寺の古の建築群 2015年3月

第2日目(5回目)、三井寺の境内を散策しながら、古の美にひたっています。仁王門を起点に釈迦堂、金堂と巡ってきました。

金堂の前には3つの石灯籠が並んでいますが、これは真ん中の1番大きな石灯籠です。この石灯籠の台座下には、大化の改新の後に天智天皇の左薬指が納めれたと伝えられているそうです。ずいぶん、昔の話です。

2015031601.jpg


金堂の内部は参観できるようです。見てきましょう。
内部には美しく芸術性の高い仏像が並んでいました。特に鎌倉期以前のものは素晴らしいものでした。体の微妙な曲線やちょっとした仕草の優雅さに感銘を受けました。写真撮影できなかったので、ご紹介できないのが残念です。
堂内を巡って、正面の回廊に戻ってきました。回廊からは鐘楼(三井の晩鐘)が見えています。

2015031602.jpg


回廊から見下ろした石灯籠です。

2015031603.jpg


回廊の端まで行って、そこから戻ってきました。そろそろ、金堂から出ましょう。

2015031604.jpg


金堂をぐるっと周り込んで、《弁慶の引摺り鐘》の方に上っていきます。

2015031605.jpg


綺麗な梅が咲いています。小雪がちらついていても、もう春です。

2015031606.jpg


お堂の中に重要文化財の弁慶鐘がありました。奈良時代の梵鐘です。昔、延暦寺の僧だった弁慶がこの三井寺との争いに勝利して、この鐘を延暦寺に持ち帰ったと言う伝説が残っています。その伝説では、持ち帰った鐘が「イノー、イノー」(帰りたい)と泣いたために、腹を立てた弁慶がこの鐘を引き摺って、谷に投げ落としたそうです。そのため、この鐘には引き摺った傷が残っているということですが、saraiの目ではよく分かりません(笑い)。

2015031607.jpg


弁慶鐘の隣には、超大きな鍋があります。これは《弁慶の汁鍋》です。弁慶が持ち歩いていた鍋で、弁慶鐘を奪ったときに代わりに置いていったそうです。これも伝説です。

2015031608.jpg


弁慶鐘が収められている霊鐘堂を出ると、三重塔が見えます。そちらに向かいましょう。

2015031609.jpg


三重塔に向かう途中に、室町初期の建築の一切経蔵があります。

2015031610.jpg


中を覗いてみると、巨大なものがあります。高麗版一切経を納める回転式の八角輪蔵です。チベット仏教のマニ車のようなものでしょうか。

2015031611.jpg


三重塔です。慶長6年(1601年)、徳川家康によって寄進されたものです。元々は奈良にあった室町初期の建築です。

2015031612.jpg


この三重塔は、三井寺の開祖の智証大師の廟所である唐院を構成する建物の1つです。唐院にはさらに3つの建物があります。
これは潅頂堂。密教を伝承する道場です。

2015031613.jpg


これは長日護摩堂。

2015031614.jpg


潅頂堂の後ろにちらっと見えるのが大師堂。これ以上立ち入れないので、全体の姿を見ることができません。ここには国宝の智証大師像を祀っています。

2015031615.jpg


唐院からの石段を降りていきます。美しい参道です。

2015031616.jpg


唐院の門を出たところで振り返って、門を見上げます。門の札には智証大師の御廟と書かれています。門の先に見えるのは潅頂堂。三重塔も見えています。

2015031617.jpg


唐院からの石段を降りて、参道をまっすぐに抜けていきます。参道の先から振り返ってみると、石灯籠の並ぶ参道とその先の唐院の門が美しく配置されています。

2015031618.jpg


まだまだ古の名刹の散策は続きます。


↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



関連記事

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

コメントの投稿

非公開コメント

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai

saraiさま、
お久しぶりです!
お元気にコンサートや旅行を楽しんでおられますね!
ブログ、楽しく拝見しています。おフランス、良いね😊
私は春だというのに、仕事と用事以

04/09 05:29 えりちや

気になってたずねても 
誰にも知らんと言われなんやろ
と思いつづけて居ました❗
写真みつけてこれだと思いました❕スッとしました
教えて下さって嬉しいです
ありがとうご

02/13 22:26 みーちゃん

みーちゃんさん、saraiです。

あの謎の建物は雄琴沖総合自動観測所という施設で琵琶湖の水質を測定しているそうです。

https://www.water.go.jp/kansai/biwako/html/repo

02/13 21:40 sarai

ずーと前にうきみどうに行きました
やはり、琵琶湖の真ん中の建物が何なのか気になったままです
分かりましたか
教えてください

02/13 20:54 みーちゃん

五十棲郁子さん、コメントありがとうございます。

水道水のこと、tap waterって言うんですね。知らなかった。単にwaterで通していました。ましてや、フランス語はほとんど

02/11 00:12 sarai

フランスも地方へ行くと英語が通じないでしょう。tap water ぐらいフランス語で言えないとね。

02/10 12:54 五十棲郁子
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR