ラインの旅:フランス編~ストラスブールのロアン邸館の館内巡り
館内はヴェルサイユ宮殿をお手本とした豪華な続き部屋の形式、すなわちアパルトマン形式です。順に巡って歩いていきます。これはサロンでしょうか。豪華なシャンデリア、絵画が埋め込まれた壁面、その前には胸像が並びます。美しい木の床の上にはテーブルと椅子が並べられています。

テーブル、椅子は見事なものです。

これはルイ15世が滞在した「国王の間」です。ヴェルサイユ宮殿に基づいて、非対称系の彫刻、鏡で装飾されています。ベッドの裏の壁は大きなタペストリーが飾られています。

これは巨大なタペストリー。ともかく、この館の室内装飾は豪華です。

これは「司教図書館」。ロアン邸館でも特に知られる部屋です。壁や扉は金箔で縁取られた額縁装飾で、典型的なロココ様式です。

部屋では、大きな天球儀(もしかして地球儀?)が目立ちます。

部屋の中央にあるテーブルと椅子は豪華そのもの。

壁際にはずらっと豪華なマホガニー製の本棚が並び、立派な革装の本が並べられています。金飾りも豪華です。

壁は絵画とタペストリーで装飾されています。ルイ14世の肖像画もかかっています。

階段室は美しい吹き抜けになっています。

これはナポレオンの寝室のようです。

窓からは大聖堂が見えました。

購入したチケットで見学できるのは1階のみです。2階への美しい階段ですが、上るわけにはいきません。

これでロココの館の鑑賞を完了とします。ロアン邸館を出ると、目の前には大聖堂が圧倒的な存在感で迫ってきます。

次はイル川に向かいます。イル川に出ると、そこはロアン邸館のイル川に面した建物正面の前です。これは中央に4本のコリント式円柱が立つ華麗な建物です。

イル川にはクルーズ船が走るので、それに乗ってみましょう。前から楽しみにしていたんです。それは次回で。
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