fc2ブログ
 
  

ウィーンで音楽三昧:ベルヴェデーレ宮殿で見るシーレの名画

2014年6月16日月曜日@ウィーン/1回目

旅の22日目、今日はウィーンの最終日。明日は帰国です。最後にウィーンの美術館を1つのぞきましょう。無性に、エゴン・シーレの《家族》が見たくなりました。ベルヴェデーレ宮殿に行きましょう。

その前に腹ごしらえ。今日もウィーンのカフェで朝食です。初めて行くカフェ・ブロイナーホーフCafé Bräunerhof。王宮近くのミヒャエル広場からすぐのところにありますが、観光客の少ない穴場的存在のカフェです。やはり、行ってみると空いています。カフェでは、現地の人はたいていテラス席に座りますね。

2015071501.jpg


saraiはそのテラス席ではなく、建物の中の席に座るのが好みです。お洒落で落ち着いた空間が広がっています。

2015071502.jpg


今日は朝食セットにスープとオムレツをつけてみます。
まず、朝食セットのパン。

2015071503.jpg


そして、ジュースとコーヒー。

2015071504.jpg


ダンプリング入りのスープ。

2015071505.jpg


ハムとチーズは朝食セットに含まれます。

2015071506.jpg


これは追加したオムレツ。

2015071507.jpg


朝食セットのゆで卵。

2015071508.jpg


とても美味しくいただきました。

今日のウィーンもとってもお天気がいいので、フォルクスガルテンVolksgartenに寄って薔薇を見ていきましょう。カフェ・ブロイナーホーフを出て、シュテファンプラッツStephanplatzまで歩きます。ウィーンで最後に見る聖シュテファン大聖堂は、青空を背景にすっくと立っています。

2015071509.jpg


このシュテファンプラッツから地下鉄に乗って、フォルクステアーターVolkstheaterまで移動します。

2015071510.jpg


少し歩くと、フォルクスガルテンです。お天気もよく、緑の公園はのんびりとしています。

2015071511.jpg


盛りではなかったけれど綺麗な薔薇を見ることができて、配偶者はそれなりに満足したようです。赤い薔薇の向こうにヴォティーフ教会の尖塔も見えています。

2015071512.jpg


フォルクスガルテンからはD番のトラムでベルヴェデーレ宮殿に向かいます。
ベルヴェデーレ宮殿の上宮の横にはブルックナーが住んでいた建物があります。

2015071513.jpg


ここでブルックナーは名作の交響曲第9番を作曲しました。残念ながら未完に終わりましたが、作曲された第3楽章まででも不朽の傑作です。ブルックナーに挨拶しないで素通りはできませんね。これはブルックナーの住居だったことを示す銘板です。

2015071514.jpg


ベルヴェデーレ宮殿の上宮に向かいましょう。

2015071515.jpg


上を見上げると、真っ青な空にぽっかりと白い雲が浮かんでいます。自然の美しさを胸に、人間が作り出した美を味わいましょう。

2015071516.jpg


ベルヴェデーレ宮殿の上宮にある美術館に入場。クリムトの傑作も揃っていますが、シーレの傑作群が心を打ちます。
今回は、《4本の木》の素晴らしさに感銘を受けます。亡くなる前年の1917年に描かれた作品です。血のような色の夕日の空を背景に、4本の木の存在感が凄いです。単なる風景画ではありません。シーレの胸のうちはいかなるものだったのでしょう。

2015071517.jpg


シーレの最高傑作《家族》にも再会します。最晩年、1918年の名作に感動です。

2015071518.jpg


特に1917年と翌年の亡くなる1918年のシーレ作品はすべて傑作揃いで、saraiは大好きなものばかりです。
これは1917年に描かれた《抱擁》です。愛を超えて、優しい気持ちを永遠に封じ込めたような素晴らしい作品です。

2015071519.jpg


これは1918年に描かれた《エディット・シーレ、画家の妻》です。シーレの妻への深い愛情を感じさせる作品です。この年に妻エディットも亡くなり、後を追うようにシーレ自身も亡くなるとは・・・。

2015071520.jpg


この美術館では、クリムトの名作を無視することはできませんね。最高傑作の《接吻》です。1907年から1908年の作品です。何と言う美しさでしょう。

2015071521.jpg


もう1枚、《アダムとイヴ》です。《接吻》の約10年後、1917年から1918年に描かれました。《接吻》のように豪奢な金箔が使われることはなくなりましたが、官能美は永遠にクリムトのトレードマークです。クリムト最晩年の集大成の1枚です。

2015071522.jpg


珠玉の作品群を見て、とても満足。大好きなシーレの絵のほとんどは、ウィーンでしか見られませんからね。


↓ saraiの旅を応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



関連記事

テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

コメントの投稿

非公開コメント

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

ミケランジェロさん、saraiです。

遅レスで申し訳けありません。敬愛するジョナサン・ノットをご評価いただき、ありがとうございます。

相変わらず、独自の音楽探求を続

06/23 23:50 sarai

こんにちは。

ジョナサン・ノット氏の公演鑑賞を拝読したく参りました。毎回とても沢山の公演記録を私達に届けて下さり、ありがとうございます。

マエストロは数年前のイ

06/14 08:27 michelangelo

えりちゃさん、コメントありがとうございます。
最終公演に行きますが、ムーティ&ウィーン・フィルは渾身の力で凄い演奏を聴かせてくれますよ。特にシューベルトは有終の

11/09 22:13 sarai

尻上がりに素晴らしくなりました!
あの弦の響きにもうハマるのですよ!
あと2公演ありますが、もう既に同じプログラムを2回演奏しているので、ますます良くなるか、ち

11/09 10:56 えりちゃ

えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai

saraiさま、
お久しぶりです!
お元気にコンサートや旅行を楽しんでおられますね!
ブログ、楽しく拝見しています。おフランス、良いね😊
私は春だというのに、仕事と用事以

04/09 05:29 えりちや

気になってたずねても 
誰にも知らんと言われなんやろ
と思いつづけて居ました❗
写真みつけてこれだと思いました❕スッとしました
教えて下さって嬉しいです
ありがとうご

02/13 22:26 みーちゃん
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR