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ラインの旅:スイス編~ラインの滝の駅を間違えて、すわっ・・・一大事! でも、災い転じて福となすかな?

2013年4月15日月曜日@スイス・チューリッヒ~ボーデン湖~ラインの滝/11回目

シャフハウゼンから電車に乗って、いよいよラインの滝に向かいます。鉄道で2つ目がラインの滝の最寄駅です。電車はライン川に沿って走ります。ライン川の岸辺の斜面は例によって、ワイン畑です。美しく、穏やかなラインの流れです。


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岸辺には木立も並び、のんびりした風景です。


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シャフハウゼンの街もみるみる遠ざかっていきます。


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対岸に綺麗な家々が見えてきました。


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対岸の綺麗な家々が正面に来たところで、電車が停車しました。1つ目の駅です。


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ふと駅名の表示板を見ると、駅名に『Rheinfall』の名前が付いています。慌てて、ここだ!と叫び、配偶者を急き立てながら急いで飛び降ります。その途端、駅名をよく見直し、ここが最寄駅でないことに気付きました。今度は、間違えた!と叫び、配偶者とともに慌てて電車に戻ろうとしましたが、悲しいことに電車は固くドアを閉じて出発してしまいました。ラインの滝の最寄り駅は次の駅なのですが、初めての土地の不案内のため、つい間違えてしまったのです。とんでもないミスに愕然としながら、30分後の電車を待つしかないと覚悟しました。と、その我々の慌てた様子を見ていたらしい、ホーム(小さな田舎の駅でホームしかない)にいた現地の人と思われる中年のご夫婦が、何も問題はないよと話しかけてくれました。目的の次の駅まで歩いても大した距離ではないし、遊歩道があるのでそれを歩いたら良いとのこと。きっと、我々のように失敗する観光客が多いのでしょうね。そのアドバイスで、ようやく気持ちが落ち着きました。ダンケ・シェーン!! 
ちなみに間違えて降りた駅はノイハウゼンNeuhausenです。
このノイハウゼン駅から歩きはじめると、すぐにライン川沿いの道に出ました。


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この川沿いの道を100m程歩くと、すぐにラインの滝へ向かう遊歩道の標識がありました。ご夫婦のアドバイス通りです。


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この辺りはライン川の川幅も狭く、対岸に渡る小さな橋も架かっています。


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この橋の先は気持ちのよさそうな散策路になっています。晴天で気持ちのよい散策になりそうです。大正解!ここを歩かずしてラインの滝を語ることなかれって感じです。負け惜しみじゃありませんよ。ラインの滝に行かれるときは、天気さえよければ、このルートがお勧めです。


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穏やかな川と思えた印象はすぐに一変し、川に岩が目立つようになり、だんだん川の流れが逆立つようになってきました。滝が近づいている予感です。


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こうなると現金なもので、saraiの足取りは軽くなって、ぐんぐん歩を速めていきます。配偶者は後ろから、呆れ顔でついてきます。


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川は岩礁地帯で、危険を示す旗も立っています。


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流れは依然として速いものの、岩礁地帯は抜けたようです。川に入って、のんびり釣り糸を垂れている人達もいます。これでは、まだまだラインの滝は遠いようですね。


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それに、川縁に無粋な近代的なビルが見えてきました。これは景観を悪くしますね。saraiも余裕が出てくると、勝手な思いが浮かんでくるものです。


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それでもライン川に目をやると、岸辺に立つ木は花盛りで綺麗ですし、川も浅瀬の川底まで透き通って見える美しさ。


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散策路の美しいことこの上なく、とっても気持ちのよい散策です。


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配偶者も疲れ気味ながら、のんびりと散策を楽しんでいます。


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何て気持ちのいいライン河畔なんでしょう。


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色んな人が散策を楽しんでいます。ジョギングしている人もいます。春爛漫っていう感じです。


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岸辺の緑の野原では、水着で川遊びに興じている人達もいます。日光浴だけかもしれませんけどね。本当に素晴らしいお天気です。


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もうすぐ、ラインの滝に着きそうな感じになってきました。

駅から散策したルートを地図で確認しておきましょう。


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