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旅はオランダから~マイン川の歩行者専用橋を渡って、シュテーデル美術館へ

2013年4月4日木曜日@東京~フランクフルト~アムステルダム/3回目

レーマー広場の西側にある神聖ローマ帝国新皇帝の戴冠式後の祝宴が開かれていた旧市庁舎を見た後、思い立って、神聖ローマ帝国新皇帝の戴冠式が行われていた大聖堂に行ってみることにします。広場の奥から左方に続く路地を進みます。


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路地を進むと、シルン美術館の建物にぶつかります。シルン美術館は現代芸術などの企画展を行う美術館です。この美術館のドームには無料で入れますが、なかなか壮観です。


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その先には、大聖堂があります。高く突き上げた尖塔が印象的です。


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この大聖堂は歴代の神聖ローマ帝国皇帝が戴冠したところなので、内部も見たかったんですが、時間が早過ぎて扉は固くしまっていました。尖塔に上がれば街も見下ろせるようですが、残念です。時間があれば、もう一度ここに戻ってきましょう。

ここからはマイン川河畔に出ます。クルーズ船をチェックしますが、残念ながら11時にならないと出航しないようです。1時間程のマイン川クルーズをしてみたかったところです。


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代わりにマイン川の河畔を少し歩いてみましょう。今回の旅でライン川を河口から遡ることを予定していますが、このマイン川はマインツでライン川に合流するので、ライン川の旅の前哨戦とも言えます。


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マイン川の歩行者専用橋アイゼルナー橋Eiserner Stegを渡り、対岸に移動します。散策の最終目的地のシュテーデル美術館は対岸にあるんです。


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歩行者専用橋と言っても、とても立派な橋です。パリを始め、ヨーロッパには立派な歩行者専用橋がありますね。


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橋の欄干に妙なものがあります。よく見ると、いわゆる《愛の南京錠》です。


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膨大な量の《愛の南京錠》がぶら下げられています。感想は・・・ノーコメント。


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橋の中央部から、マイン川の下流の方を眺めます。右手に見えているのがマインハッタンの高層ビルです。その先が散策の出発点のフランクフルト中央駅になります。


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対岸に渡り切り、橋の下から来た方を眺めると、大聖堂の尖塔が見えています。その左手にレーマー広場がある筈です。


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岸辺には綺麗な花が咲き始めています。春近しの感ありです。


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川沿いに散策しますが、寒い! 震え上がります。次の橋で川岸を上がりましょう。


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川岸を上がり通りを歩くと、デジタル表示板があり、時間は8時50分。


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そして、気温は何と3度のままです! 寒いはずですね。


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ここから美術館を探しますが、迷ってしまいます。通りに高級車を停めて下りてきた上品そうな女性に伺うと、迷わずに教えてくれました。結果的には、すぐ近くでした。何のことはない、マイン川沿いの通りの一角にあります。この通りはシュウマンカイSchaumainkaiというプロムナードになっていて、シュテーデル美術館を始め、多くの博物館が立ち並んでいます。博物館通りとも呼ばれている通りです。

ぐるりと街を一周し、目的のシュテーデル美術館に到達しました。


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が、時間はまだ9時。開館まで1時間あります。美術館併設のカフェの開店も10時だそうです。美術館の周りにカフェがあるかどうか聞いてみると、川の対岸の方を指差します。寒いし、お腹が空いたし、カフェを探してみましょう。美術館の前にある歩行者専用橋ホルバイン橋Holbeinsteg(美術館にふさわしい名前ですね)で、マイン川を再び渡ります。


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橋の上から見たシュテーデル美術館の全景です。


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橋を渡ると、出発点のフランクフルト中央駅近くに戻ってしまいそうです。くたびれもうけとも言えますが、楽しい街歩きをしたと強がっておきましょう。


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カフェで休憩と思いましたが、朝食のパンを売るパン屋さんがオープンしてるだけです。駅の方に戻り、椅子席のあるパン屋さんでサンドイッチとコーヒーで一服です。


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お蔭で人心地がしました。ここで時間調整して、美術館に戻ります。

散策ルートを地図で確認しておきましょう。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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