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旅はオランダから~シュテーデル美術館のフェルメール

2013年4月4日木曜日@東京~フランクフルト~アムステルダム/4回目

パン屋さんでの朝食を済ませ、さあ時間です。美術館に行きましょう。もう一度シュテーデル美術館まで歩くのも疲れるので、今度は駅からのバスを利用します。フランクフルト中央駅はパン屋さんから目と鼻の先です。


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46番のバスが美術館の前を通るようです。駅前のバスターミナルで46番のバス乗り場を探していると、目の早い配偶者がバスターミナルにやってきた46番のバスに気付きました。バスターミナルの中でそのバスを追いかけて、乗り込みました。


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バスの前方には、2つ先のバス停まで表示される明るく見易い液晶パネルが設置されていて、大変分かりやすいです。さすがにドイツの交通システムはきっちり整備されていますね。


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そのバスは、ちょうどシュテーデル美術館の前に停車しました。最初からこれで来ればよかったようなものですが、それでは街を散策できませんでしたね。先ほどオープンしたばっかりの美術館に入館します。


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購入したチケット2枚です。図案が別々なのが嬉しいですね。チケット購入に際して、てっきり無料だと思い込んでいたので、フランクフルトカードを提示しチケットを渡されるのをぼーっと待っていたら、微妙な空気が流れます。料金支払いを促されて、無料ではなく割引のみだと気が付きました。1人12ユーロのところ半額の6ユーロだったので、よかったんですけどね。ちなみにフランクフルトカードは1枚9.2ユーロだったので、12ユーロの入館券が無料になる筈はありませんね。


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エントランスから2階の展示室に上がります。巨匠達の作品はここに展示されています。


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このシュテーデル美術館に無理なトランジットをしてまで訪問したのは、フェルメールの作品を鑑賞するためです。この作品は以前にBunkamuraでも展示されましたが、人込みの中で見たくなかったので、現地で見ることを計画していました。やっと、その機会がやってきました。
フェルメール以外にも充実した作品が揃っているようなので、逸る気持ちを抑えて順に展示作品を鑑賞します。
まず、フランドル絵画、ドイツ・ルネサンス絵画です。

いきなり、フランドル絵画の始祖とも言える巨匠ヤン・ファン・エイクの「ルッカの聖母子」です。実に細密な見事な作品です。ヤン・ファン・エイクの作品をコレクションしているのは1流美術館の証です。


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ハンス・ホルバイン (父) の『フランクフルト・ドミニコ教会高祭壇 (Hochaltar der Frankfurter Dominikanerkirche)』です。このホルバインは有名なハンス・ホルバインの父親です。2代かかって芸術が花開いたとも言えます。父親も見事な腕前です。8枚セットの祭壇画ですが、そのうちの1枚は失われているようですね。


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この祭壇画を閉じた状態の扉絵です。これも美しい絵です。


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ハンス・ホルバイン (子) の『サイモン・ジョージ・オヴ・コーンウォール像 (Bildnis Simon George of Cornwall)』です。有名な息子のほうです。肖像画家として名声を博した技量を存分に発揮した作品です。


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バルテル・ベーハムの『ハンス・ウルミラーと彼の息子の肖像』です。バルテル・ベーハムは兄とともにドイツ・ルネサンス期の画家として活躍した人です。デューラーの強い影響が感じられます。一瞬、デューラーの作品と誤認しました。


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次は、saraiの大好きな画家クラナッハの『ヴィーナス』です。もう何枚のヴィーナスを見たか覚えていませんが、これも美しい作品。でも、感動するレベルには感じません。もっと妖艶に描いてほしいところです。


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クラナッハの『フィリップ・メランヒトンの肖像』です。メランヒトンはルターの宗教改革の思想を体系化した人物で、ヴィッテンベルクの街ではルターと並んだ銅像が立っています。ここの記事をご覧ください。


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クラナッハの『マルティン・ルターの肖像』です。クラナッハはルターの親友と言ってもいい仲ですから、ルターの肖像と言えばクラナッハの専売特許のようなものです。sarai自身もずい分同じような作品を見てきました。この作品も安定した見事な出来です。


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そして、遂に今日のお目当ての作品、フェルメールがありました。
フェルメールの『地理学者 (Der Geograph)』です。目的通り、このフェルメールの絵を独占状態で見ました。しかし、フェルメールの作品としては平均的な出来に感じます。一般的には素晴らしい作品ですが、フェルメールとしては永遠の一瞬を切り取ったという深遠さがもうひとつに感じます。そもそも、saraiの好みは窓際の女性であって、男性ではないんです。これは趣味の問題ですから、わがままかもしれません。


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フェルメールはこの旅でオランダにある『デルフトの眺望』を見ますので、そちらに期待しましょう。

フェルメールを無事に鑑賞したので一安心です。この後はゆったりした気持ちで、この高水準の美術館の作品を鑑賞していきます。


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ジャンル : 海外情報

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai

saraiさま、
お久しぶりです!
お元気にコンサートや旅行を楽しんでおられますね!
ブログ、楽しく拝見しています。おフランス、良いね😊
私は春だというのに、仕事と用事以

04/09 05:29 えりちや

気になってたずねても 
誰にも知らんと言われなんやろ
と思いつづけて居ました❗
写真みつけてこれだと思いました❕スッとしました
教えて下さって嬉しいです
ありがとうご

02/13 22:26 みーちゃん

みーちゃんさん、saraiです。

あの謎の建物は雄琴沖総合自動観測所という施設で琵琶湖の水質を測定しているそうです。

https://www.water.go.jp/kansai/biwako/html/repo

02/13 21:40 sarai

ずーと前にうきみどうに行きました
やはり、琵琶湖の真ん中の建物が何なのか気になったままです
分かりましたか
教えてください

02/13 20:54 みーちゃん

五十棲郁子さん、コメントありがとうございます。

水道水のこと、tap waterって言うんですね。知らなかった。単にwaterで通していました。ましてや、フランス語はほとんど

02/11 00:12 sarai

フランスも地方へ行くと英語が通じないでしょう。tap water ぐらいフランス語で言えないとね。

02/10 12:54 五十棲郁子
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