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旅はオランダから~フランクフルトはやっぱり、ゲーテの街

2013年4月4日木曜日@東京~フランクフルト~アムステルダム/9回目

レーマー広場から少し歩き、そろそろゲーテハウスかなと地図を見ながら探そうとすると、何と目の前がゲーテハウスでした。

ゲーテハウスまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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ゲーテハウスはゲーテの生家ですが、その入口は隣に建てられたゲーテ博物館にあります。ヨーロッパの著名な人物の生家は、ほとんどこの形式ですね。


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フランクフルトカードを提示して、割引料金で入館チケットを購入します。半額の1人3.5ユーロです。チケットの裏面に建物の見取り図が印刷されているのは便利です。


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エントランスからは、いったん庭園に出ます。この庭園もなかなか綺麗なのですが、ゲーテの生家への通路に過ぎません。


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ゲーテの生家は塀をくぐった先にあります。


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塀をくぐると、ゲーテの生家の中庭に出ます。つまり、生家の裏手です。それにしても、立派な大きな家なのに驚きます。ゲーテの父は皇帝顧問官、母はフランクフルト市長の娘で、ゲーテ家はフランクフルト屈指の名家だったそうです。そういう裕福な家庭の出身だからこそ、ゲーテのような知的な人物が育ったのかと妙に納得してしまいます。


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大屋根は、見上げるほどに聳え立っています。4階までありそうです。


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まず、1階のフロアを見て回ります。中庭から入ったので、台所に出ます。立派な台所です。左手のかまどは、隣の食堂のストーブの焚口も兼ねています。


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食堂です。家族の団欒の場となっていました。右奥のストーブの裏は台所のかまどにつながっています。


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玄関の間です。玄関を入ると、こんな感じです。


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装飾の綺麗な手摺りの付いた階段を上って、2階に上がります。


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表の通りに面した中央の間です。大きな窓から明るい光がはいり、優雅なサロンになっています。中国風の壁紙が貼ってあるので、『北京の間』とも呼ばれていました。


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奥にある音楽室です。


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階段を上り、3階に上がります。


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3階の奥は妹コルネーリアの部屋です。女性らしいしつらえになっています。


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この部屋はがらーんとしていますが、ゲーテはこの部屋で1749年に誕生しました。


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ゲーテの母の部屋です。


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絵画の間です。壁には多くの絵画が並んでいます。音楽や美術の芸術的な環境でゲーテは育ったんですね。


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ゲーテの父の部屋です。ぎっしりと並んでいる本は法律関係のものが多いそうです。ゲーテの知識もこの書籍で育まれたようです。


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さらに4階に上がります。屋根の直下のフロアです。窓からは小さな中庭が見下ろせます。


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詩人の部屋です。ゲーテが著作に励んだところです。


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この机で数々の名作が生まれました。『若きウェルテルの悩み』、『ファウスト』の初稿などです。


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人形劇場の部屋です。妹と一緒に自作の人形劇を披露したそうです。


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このゲーテの生家を見て、ゲーテがいかに裕福な家の出身で、知的な恵まれた環境で育ったことを実感しました。その有利な条件を活かして大成したのはゲーテ自身の努力と研鑽によるものですけどね。

昨年の旅で、ヴァイマールのゲーテの没した家を見たので、ゲーテを巡る旅もこれで完結です。今回の旅では、ウィーンでゲーテの《若きウェルテルの悩み》が原作のマスネのオペラ《ウェルテル》を見るので、ちょうど記念になります。併設したゲーテ博物館では、《若きウェルテルの悩み》の古い本の展示もありました。それもパリで刊行されたフランス語訳の本です。オペラ《ウェルテル》はフランス語のオペラなので、ぴったりかな。


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ゲーテ博物館には、有名なゲーテの肖像画、ヨハン・ハインリヒ・ヴィルヘルム・ティシュバインの描いた『ローマのカンパーニャにおけるゲーテ』の古い模写がありました。シュテーデル美術館で本物の絵を見損ねたので、ここで代わりに鑑賞。


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そのほか、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒの絵も展示されていました。必見です!

『葦の中の白鳥』です。素晴らしいです。


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『夕日の下の柳の茂み』です。これも素晴らしい!


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ゲーテハウスの出口です。ゲーテのシルエットが見送ってくれます。お洒落です。


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十分に堪能して、ゲーテハウスの外に出ました。


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この隣の建物がゲーテの生家です。全景を写真に収めるのは大変でした。それくらい立派な家です。


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玄関の扉の上部です。見事な細工が施してあります。


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これにて、フランクフルトに途中下車(トランジット)しての日程は完全終了としましょう。早朝から歩き回ったので、空港でゆっくりしましょう。空港に戻り、アムステルダムへのフライトです。


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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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昨日投稿した記事の一部に誤りがありました。ドイツ騎士団の中庭はパスしないで、ちゃんと見ていました。追記・修正しました。申し訳ありません。

08/07 00:28 sarai

えりちゃさん、saraiです。お久しぶりです。

これは昨年の9月のウィーンですが、現在のコロナ禍では、古き良き日という風情ですね。もう、ポスト・コロナでは、行けたにし

07/20 12:41 sarai

Saraiさま、
お元気ですか?
新型コロナウィルス、自粛中。
このウィーンの散策を読んでいると、なんだか切なくて悲しくなってきました。
次はいつ行けるのかな、とか思う

07/20 05:08 えりちゃ

はじめまして。ブログ拝見させていただきました。私は、個人ブログを運営しているyuichironyjpと申します。フリーランサーとして活動しており、フリーランスで稼ぐ方法や、

06/14 23:46 Yuichironyjp

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04/23 23:45 sarai

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読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 

マーラー6番ですか・・・ハンマー打撃は勘弁してほしいものです。あったとしても、3回目の打撃だけは・・・

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