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旅はオランダから~クロケット賞味、ハイティンクのブルックナー8番、そして、ロッテルダムの高層ビル

2013年4月7日日曜日@デルフト~アムステルダム~ロッテルダム/4回目

コンセルトヘボウでのコンサート開演時間にはちょっと早くミュージアム広場に着いたので、お茶でもして開演を待とうということになったのですが、そこで配偶者からの提案。オランダ名物のクロケット(コロッケのようなもの)をまだ食べていないので、ちょっと食したいとのこと。市立美術館併設の真新しいレストランがあります。そこのメニューをチェックすると、クロケットがありますね。レストランに入ると、明るい店内は家族連れなどで賑わっています。レストランは大きなガラス窓で仕切られていて、外部の芝生広場と内部空間の一体化が図られています。


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内部空間もモダンな内装になっていて、さすがに近代美術館のレストランという風情です。


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牛肉と小エビのクロケットをお願いして、分け合っていただきます。パリッと揚がったクロケットはなかなか美味しかったのですが、少々味が濃い。そういえば、周りで食べている現地の人は、一緒に付いてくるパンに乗せて、ナイフとフォークで一口サイズに切って食べています。そうするもんなんですね。


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美味しく軽食ランチをいただき外に出ると、目の前が芝生の丘になっています。その丘の下には建物の入り口があります。自転車もいっぱい停められています。一体、何でしょう。


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芝生の丘に見えたのはスーパーマーケットの屋上部分でした。屋上がなだらかな丘になっていて、1階がスーパーマーケットの入口部分、売り場は地下に広がっています。さらにその地下が駐車場となっています。広場の景観を壊さずに見事に都市機能を盛り込んだ設計に感心しました。そういえば、アムステルダムでホテルにチェックインしたときに、ホテルのおばさんが近くにスーパーマーケットがあると説明してくれたのは、ここのことだったのですね。これでは、外から見ても、そこにスーパーマーケットがあるとは全く気が付くはずもありません。日本でも公園とスーパーが合体するのはいいことではないでしょうか。

意外なことに感心していると、もうコンセルトヘボウの開場の時間です。ホールに入場し、タダのドリンクを頂きながら、開演を待ちましょう。


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すっかり、コンセルトヘボウのシステム(ワインなどの飲み物がタダ!)にも慣れました。こういうシステムはよそのホールも見習ってほしいものです。
開演前の華やいだ一時を寛いで過ごします。


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今日のお隣の席は、ハンブルグから来たという日本人の若いご夫妻です。こんなところで日本人同士が偶然、隣り合わせになるのも珍しいことです。
肝心の巨匠ハイティンク指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のブルックナーの交響曲第8番の演奏ですが、今日の演奏は一昨日以上の演奏でした。しかし、今日はデルフトからの移動の疲れや昼寝なしもあって、なかなか集中して演奏に入り込めないまま、第3楽章まで終了。素晴らしい演奏に自分の魂が同調できたのは、最後の第4楽章になってからです。最後は熱気にあふれる演奏に気持ちが熱くなりました。終わってみれば、強い感動がありました。
贅沢なコンサートを1日置いて2回連続して聴き、幸福な自分がここにあります。コンサートの詳細な感想はここです。

コンサートも終わり、トラムに乗ってアムステルダム中央駅に移動します。コンセルトヘボウのコンサートのチケットがあれば、トラム・バスは無料で乗ることができます。これもありがたいサービスですね。ドッと出かけてきた観光客で大賑わいの市街の渋滞に巻き込まれながら、アムステルダム中央駅に到着。駅の中もゴタゴタしています。1分差で高速列車FYRAに乗り損ねました。25分待ちです。
FYRAに乗車後は順調。あっという間にスキポール駅を通過。


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スキポール駅を過ぎると、フラットな地平をFYRAは走り抜けていきます。夕方5時は過ぎているものの、太陽は高い位置にあります。


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美しい畑の向こうにポツンとオランダ名物の風車が見えます。


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今度はもっとはっきりと風車が見えてきました。車窓から、こんな間近に風車が見えるとはラッキー!


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次は現代の風車・・・風力発電ユニットの林立する姿が見えてきました。過去と現在、未来が交錯するオランダの風景です。


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午前中にも見た広大な温室農園が見えてきました。ロッテルダムももうすぐでしょう。


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モダンなロッテルダム中央駅Rotterdam Centraalに到着。


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まだ6時前ですから、デルフトに戻る前にロッテルダムの街に寄って行きましょう。いずれにせよ、このロッテルダムでデルフト行の列車に乗り換えですから、ロッテルダムの街を見ておく絶好のチャンスです。
無理をしてでもロッテルダムの街を見る目的ですが、明日からライン川をさかのぼる旅が始まるので、その河口の街のロッテルダムをけじめとして見ておきたいということです。とは言え、ライン川の河口といっても、ロッテルダムのすぐそばが海ではないので、ライン川が大西洋に流れ出す2本の支流のひとつの新マース川Nieuwe Maasを見ておこうということになります。
これをもって、ライン川の旅の序章としましょう。

新装なったロッテルダム中央駅は広々とした内部空間を持つ最新鋭の駅舎です。


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駅を一歩出ると、超モダンな高層ビルにびっくりします。これは35階建て、130mのミレニアム・タワーです。2000年に完成したロッテルダムを代表する超高層ビルです。


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これは、ロッテルダム駅の南口を出てすぐ左手にある『Gebouw Delftse Poort』。1991年に完成しました。タワー1(41階建て、151m)とタワー2(25階建て、93m)の2棟の高層ビルを含む複合施設で、タワー1は2009年までオランダで一番高いオフィスビルでした。


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これは、ロッテルダム中央駅の外観。デザインが凄すぎて、写真からはどんなビルなのかは分かりづらいかも・・・。つい最近、開業したてのビルです。


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さて、ロッテルダムのどこへ行くか。目的はライン川ですから、新マース川を見ることです。そのためには、ロッテルダム港の遊覧船に乗ってもいいのですが、もっと見晴らしの利くユーロマストという展望塔に上ることにしましょう。ユーロマストEuromastはロッテルダム港近くの180mの展望塔です。
駅前にはトラム乗り場があります。


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ここから8番のトラムに乗ってユーロマストに向かいます。


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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 

マーラー6番ですか・・・ハンマー打撃は勘弁してほしいものです。あったとしても、3回目の打撃だけは・・・

04/11 18:10 sarai

まさにマーラー6番な状況です笑

04/11 17:51 kico

お互い、残念でしたね。今年でヨーロッパ遠征を終わりにする予定でしたが、悲劇的な状況になりました。天はまだ我に旅を続けよというご託宣を与えたのでしょうか。1年延期

04/11 03:13 sarai

以前にもコメントさせていただいた者です。来ましたね、楽友協会からのメール。私たちはとりあえず1年延期としましたが、どうでしょうね。困っている人が多い中贅沢な悩み

04/11 00:33 kico

お返事ありがとうございます。
本当に!私もレイルジェットや美術館の手配もしているので、祈るような気持ちです。

03/10 19:06 kico
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