ウィーンで音楽三昧:1年ぶりのウィーンへ到着、早速、オペラ《ベアトリスとベネディクト》
チューリッヒZürichからウィーンWienへ飛んでいるところです。アルプスがどこまでも続きますが、視界が真っ白くなってしまいました。 でも、その濃霧もいつしか晴れ、また雲間にアルプスが顔を覗かせるようになってきました。

白い雪が残る大きな山も見えます。

遂にアルプスを越え、平原に出ました。もう、オーストリア国内です。畑には緑も見え、家々も見えています。

オーストリアの平原の先にドナウ川が見えてきました。いよいよ、ウィーンが近づいてきました。

飛行機はドナウ川に近づき、川に沿って飛んでいきます。

高度を下げて、ウィーンのシュベヒャート空港へアプローチを開始しました。

快適な空の旅を楽しむうちに、約1時間の飛行時間でウィーンのシュベヒャート空港に到着しました。出発が30分遅れたので、到着も30分遅れ。やはり、これがLCCの現実でしょうか。それでも、saraiは大好きなウィーンについてウキウキです。このウィーンの空港ではバスではなくボーディングブリッジ利用でしたが、そこから出口までが遠い。多分、一番遠い搭乗口だったみたいです。新しくなったシュベヒャート空港をチェックしながら、出口に向かいます。空港はまだ未完成の部分もあります。ずい分歩いたので、ターンテーブルに着いたときには既に荷物が回っていました。無事に荷物を受取り、空港の地下の駅に向かいます。
いつもの節約モードで、Sバーンとトラムを乗り継いで市内に向かうことにします。まずは自動販売機に並んで、交通チケットを購入します。格安な1週間乗り放題チケットを購入。これは月曜から日曜まで有効です。今日は水曜なのでもう2日経過していますが、それでもこのチケットがお得です。1人15ユーロです。

この1週間乗り放題チケットはウィーン市内の1ゾーンだけ有効。空港はゾーン外なので、2ゾーンのチケットを追加購入します。これは片道で1人4ユーロです。

チケットに打刻して、Sバーンの空港駅で電車を待ちます。

Sバーンとトラムを乗り継いで、無事に定宿に到着。実に1年ぶりのウィーンです。これが11回目のウィーン訪問になります。saraiは、慣れ親しんだウィーンに着きホッとします。フランクフルト~オランダ~ライン川と、ここまで長い旅でしたがトラブルもなく良かったです。
ホテルはAustria Trend Hotel FAVORITAです。定宿なので、スムーズにチェックイン完了。部屋はいつも通りです。ベッドは大きく清潔。

窓からは明るい光が入ってきます。

デスクも作業に十分な広さです。

バスルームを覗くと、お願いしてあった通りバスタブ付きです。

この部屋で1時間ほど仮眠して、音楽三昧を開始。地下鉄U1でカールスプラッツKarlsplatzまで行き、そこから歩いてアン・デア・ウィーン劇場Theater an der Wienに向かいます。劇場の前の歩道は開演待ちの人がたむろしています。我々もその中に加わります。

アン・デア・ウィーン劇場でベルリオーズのオペラ《ベアトリスとベネディクト》を観ます。インターネットで早めにチケットを購入したので、2列目の見易く聴き易い席です。

このオペラはなんともお洒落な演出で配偶者も楽しんだようです。さすがにウィーンという感じです。今日は新演出のプレミエだったので、着飾った紳士・淑女が集結。とても充実した内容の公演で、マレーネお姉さま(マレーネ・エルンマン)も実力全開。聴き応えありました。詳細記事はここです。
短いオペラで、10時にはホテルに帰れました。途中で仕入れた焼きそばと機内食のサンドイッチとホテルのフロントに置いてあるリンゴで夜食とし、ブログの記事を書いて、ゆったりと就寝。

明日はフォルクスオーパーで定番の《こうもり》を聴きます。本来なら、ネトレプコの出演する《エウゲニ・オネーギン》を聴く筈でしたが、公式サイトはチケット売り切れになり、チケットショップでの高額販売になったので断念しました。正直、どうしてこの公演が売り切れになるか理解できません。ネトレプコ人気は永遠に不動なのかな?
次回を読む:15日目:ウィーンで音楽三昧、2日目 (4)
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