ウィーンで音楽三昧:ウィーンのナーグラー小路、コールマルクトをぶらぶら
グラーベン通りのぶらぶら散歩も端っこまでやってきました。突き当りの20番地にあるのが、高級スーパーマーケットのユリウス・マインルJulius Meinlです。建物正面は、2階の出窓を支える官能的な女性像が目立ちます。昭和初期にウィーンの社交界で活躍したオペラ歌手の田中路子が、このユリウス・マインルの当主ユリウス・マインル2世と結婚していたそうです。40歳違いの年の差婚だったそうで、数年で離婚したそうです。ともあれ、ユリウス・マインルはオーストリア屈指のデリカテッセンで高級食材が揃っています。

店内はさすがに綺麗ですね。

いつも気になるシュパーゲルもちゃんと立派なものが置いてあります。

2階まで様々な食材が揃っています。今日は下見ということで、また買い物に来ましょう。

グラーベン通りから、ユリウス・マインルの右横に続く狭い路地ナーグラー小路Naglergasseを歩いてみます。通りの名前は、釘(ナーゲル:Nagel)作りの職人の店が中世から集まっていたことに由来します。

通りには色んなお店が並んでいます。これはパン屋さん。新しいお店ですね。

意外に今まで歩いていない通りがあることにびっくりです。この狭い通りにもカフェがテラスを出していて、どこもかしこも人であふれています。どれだけの観光客が来るのでしょうか。

ナーグラー小路も突き当りに近づきましたが、道が右に湾曲していて、美しい風情です。

これは浴用雑貨のお店のようです。

ナーグラー小路の終点が見えてきました。

ナーグラー小路を出たところから、右のほうを見ると、アム・ホーフ広場am hofが見えます。バーベンベルク家の居城があったことから、この広場の名前(アム・ホーフ:宮殿前)が付けられています。正面に見えている白い建物はアム・ホーフ聖堂Kirche Am Hofです。バーベンベルク家の居城の跡に建てられました。

この辺りをウィンドウショッピングしながら、引き返します。これは小さいですが、派手なお菓子屋さん。

コールマルクトKohlmarktまで戻ってきました。コールマルクトはウィーンのブランドショップ街です。今でこそ高級商店街ですが、昔は木炭(コール)の市場があったことでこの通りの名前が付いています。
ブランドショップの代表格ルイ・ヴィトンの横に出ました。

コールマルクトの賑やかな通りに出ました。通りの突き当りには、ホーフブルクのミヒャエル門が見えています。

通り沿いのブランドショップを見ながら、ぶらぶら歩きます。幸いにも、配偶者は女性には珍しくブランド品にさほど興味を示さないので、とても“安全”です。

デーメルの前を通りますが、チューリッヒからの機上でデーメルのランチをいただいたばかりなので素通りします。お隣はマンツ書店。アドルフ・ロースが店舗のデザインをしたことで有名です。

ミヒャエル広場に着きました。ミヒャエル門はいつ見ても壮麗な建物ですね。

まわりには、さりげなく立派な彫像があります。これが古都ウィーンの魅力です。

ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。

そろそろ歩き疲れたので、ランチにしましょう。ウィーンで1日目のランチと言えば、saraiのお気に入りのカフェしかないでしょう。これから、そこに向かいます。
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