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ウィーンで音楽三昧:シェーンラテルン小路・ゾンネンフェルス小路散策を完了。夜は素晴らしいガランチャの《ウェルテル》に感涙。

2013年4月20日土曜日@ウィーン/5回目

ゾンネンフェルス小路Sonnenfelsgasseからシェーンラテルン小路Schönlaterngasseに入り込んで、路地散策を続けています。

シェーンラテルン小路の5番地は、かってウィーン郊外のハイリゲンクロイツ僧院の冬用の別院と広場があったところで、現在もハイリゲンクロイツァーホーフ( HeiligenKreuzerHof)と呼ばれています。アーチをくぐって美しい中庭に入れるそうですが、残念ながら入りそびれてしまいました。ここはウィーンの中心に近いので、また寄ってみましょう。


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これは6番地の建物。かっては美しいバロック様式の建物だったそうですが、今は見る影もない姿に荒れ果てた印象です。写真の一番下の真ん中に黒く見えているのは、このシェーンラテルン小路の名前の由来である《美しきランタン》が2階の壁から突き出ている姿です。夜になれば、明かりがはいって綺麗だそうですが・・・どうなんでしょう。


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シェーンラテルン小路の散策は、これくらいで切り上げましょう。なかなか、趣のある路地でした。

大満足で、さらに散策を続けます。シェーンラテルン小路から元来た道を戻り、ゾンネンフェルス小路に出ました。このゾンネンフェルス小路を通って、グーテンベルクの記念像のあるルーゲック広場の方に戻ります。
ゾンネンフェルス小路の3番地には、バロック様式の古色蒼然とした建物が鎮座しています。


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古くはありますが、ファサードのバロック装飾は素晴らしいです。この建物は現在、ツヴェルフ・アポステルケラーZwölf Apostelkellerというワインケラーになっています。地下は何と3層構造になっているそうです。一見の価値があるかもしれませんね。


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ゾンネンフェルス小路を抜けて、今日の散策の出発点のルーゲック広場に戻ってきました。今日歩いたベッカー通り、イグナーツ・ザイペル広場、ゾンネンフェルス小路、シェーンラテルン小路はウィーンの中心地に古い建物が残る地区で、バロックの華麗な雰囲気にタイムスリップするような気持ちの散策を楽しめました。

ルーゲック広場からは、5番地にある最初に眺めたヴォルツァイレ通りに続くドゥルヒガング(通り抜け)を通ってみます。


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ドゥルヒガングにある巨大なウィーナー・シュニッツェルで有名なレストラン・フィグルミュラーの入り口は、観光客で人だかりになっています。これはいつものことです。saraiはもう若くはないので、あの巨大なウィーナー・シュニッツェルをこの混雑する店で食べようとは思いませんが、やはりウィーン名物なんでしょうね。


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店の前の案内板には、ベッカー通りの6番地にある支店が紹介されています。どちらで食べても同じ巨大なウィーナー・シュニッツェルです。ここが混んでいるときはベッカー通りの支店に行きましょう。


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ドゥルヒガングをヴォルツァイレ通りWollzeileに抜けると、今度は建物の中を通り抜けるドゥルヒガングが続いています。このドゥルヒガングには紅茶屋さんがあって、配偶者が必ず紅茶の葉っぱを調達しています。種類も価格も豊富です。このドゥルヒガングを抜けると、シュテファンズフラッツStephansplatzに出ます。シュテファンズフラッツからドゥルヒガングを振り返ると、こんな感じ。


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このシュテファンズフラッツに出たところの目の前に、聖シュテファン大聖堂St Stephens Cathedralが聳えたっています。見えるのは大聖堂の後ろ側、すなわち東側になります。主祭壇がある部分です。


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この巨大な建築物を真後ろからまじまじと見上げると、この大聖堂も尖塔が左側(すなわち南側)に1本しかありません。いつもいつも見上げているのに、そのことをしっかり意識したことがありません。


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どうなっているのかよくよく見ると、北側の尖塔のあるべき場所には途中までの基本部分は堂々と立っていますが、その上は小さな屋根がかぶって未完の状態です。


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この素晴らしい聖シュテファン大聖堂もストラスブールのノートルダム寺院同様に未完の建物だったんです。400年かかって建築され、結局のところ未完で終わったものです。とは言え、未完の北側尖塔の基部は堂々たる造りです。この上に尖塔を作り上げなかったのはもったいないですね。


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まあ、片方の尖塔がなくても、十分に美しく立派な建造物ではあります。


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南側に回って尖塔を改めて見ると、ケルンの大聖堂の尖塔、ストラスブールのノートルダム大聖堂の尖塔とも肩を並べる巨大な尖塔は天を切り裂きます。偉大な建築物ですね。


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これが巨大な尖塔。高さは107メートルです。ケルンの大聖堂は158メートル。ストラスブールは142メートル。高さでは少し劣りますが、この見事なゴシック建築の美しさはそれらと肩を並べることが実感できます。今回の旅でこれらを見た上での印象です。


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実際、この南塔の下部をよくよく見ると、美しいゴシックの装飾が見て取れます。


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大聖堂の傍らには、花屋さん。配偶者はこちらも気になるようですね。いつも、ヨーロッパにも、さして日本と変わり映えのする花がないとこぼしているのにね。


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今日の散策はここまで。

散策のルートを地図で確認しておきましょう。


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ホテルに戻って仮眠して、ウィーン国立歌劇場でのガランチャとアラーニャの《ウェルテル》を聴きに出かけます。
今日のチケットはこれ。かぶりつきの1列目でガランチャの美声と美貌を楽しみます。


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実は、この公演を始め選りすぐりの公演を見ようと、この時期にオペラ・オペレッタ友達がウィーンに大集結なんです。今夜は、その第一弾で、2人のお友達とお会いできる筈です。会場にいくと、お友達の女性がオーケストラのメンバーの一人と談笑中でした。談笑が終わって席に戻ろうとする彼女に声を掛けて、再会を喜び合います。幕間には、2階のロビーでもう一人の男性友人と再会。事前にその場所で落ち合う約束をしていました。色んな話で盛り上がります。
今夜の公演はオペラの素晴らしさを感じ尽くす公演で感涙あるのみでした。もう、よかったとしか言いようがありません。《ウェルテル》の公演の詳細記事はここです。

オペラが終了して、今夜はとてもよかったねと仲間と感激を分かち合い、別れました。もう1人の仲間を加えての食事会は、ザルツカンマーグートから戻ってからです。それを楽しみに、一旦散会です。

今日も、楽しい1日でした。オヤスミナサイ。明日からはいったんウィーンを離れて、ザルツカンマーグートへの小旅行に出かけます。マーラー、クリムトゆかりのアッター湖を訪れるのが楽しみです。


次回を読む:18日目-1:ゼメリング鉄道 (5)

前回を読む:16日目:ウィーンで音楽三昧、3日目 (4)




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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 

マーラー6番ですか・・・ハンマー打撃は勘弁してほしいものです。あったとしても、3回目の打撃だけは・・・

04/11 18:10 sarai

まさにマーラー6番な状況です笑

04/11 17:51 kico

お互い、残念でしたね。今年でヨーロッパ遠征を終わりにする予定でしたが、悲劇的な状況になりました。天はまだ我に旅を続けよというご託宣を与えたのでしょうか。1年延期

04/11 03:13 sarai

以前にもコメントさせていただいた者です。来ましたね、楽友協会からのメール。私たちはとりあえず1年延期としましたが、どうでしょうね。困っている人が多い中贅沢な悩み

04/11 00:33 kico

お返事ありがとうございます。
本当に!私もレイルジェットや美術館の手配もしているので、祈るような気持ちです。

03/10 19:06 kico
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