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ザルツカンマーグートへ小旅行:美しい庭園パークの中に佇むカイザー・ヴィラ

2013年4月22日月曜日@ハルシュタット~バート・イシュル/5回目

バート・イシュルには着いたけど、行きたかった施設がほとんどクローズしていて、唯一オープンしているのが皇帝フランツ・ヨーゼフの別荘だったカイザー・ヴィラKaiservilla Bad Ischl。ホテルにはまだチェックインできなかったので、ぶらぶらと街を抜けてカイザー・ヴィラに赴きましょう。ホテルでもらった市内地図を見ながら歩きます。


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ホテルを出るとすぐにカイザー・トルテが美味しいカフェ・ツァウナーKonditorei Zaunerの豪華な建物が見えます。


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ショーウィンドウを覗くと、美味しそうなものが並んでいます。カイザー・ヴィラの帰りに是非、寄りましょう。


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街の中心には市教区教会Pfarrkirche Bad Ischlの瀟洒な塔があります。


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街は冬が終わったばかりのオフシーズンで、至る所が工事中です。夏のハイシーズンまでに街を綺麗にするんでしょうね。やがて、カイザー・ヴィラへの入り口に着きました。


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街から一歩カイザー・ヴィラへのアプローチに入ると、街の喧噪は静まり気持ちのよい散策路です。


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イシュル川を渡る橋にさしかかります。イシュル川は綺麗な水が流れています。同じ市内を流れているトラウン川に比べて、川幅が狭いです。


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緑豊かな自然の中を流れています。この先すぐにイシュル川はトラウン川に合流して消滅します。


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橋を渡りゆるやかな坂道を上って行くと、美しい緑の庭園が広がります。


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ハプスブルグ最後の皇帝フランツ・ヨーゼフと皇后エリザベートが夏を過ごした別荘カイザー・ヴィラの前に出ました。さすがに広壮な邸宅です。美しい噴水がありますが、オフシーズンのせいか水は止まっています。


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ホテルからカイザー・ヴィラまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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カイザー・ヴィラに入りましょう。


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入館チケットを求めます。


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内部見学はガイドツアーになっています。ドイツ語の説明なのでチンプンカンプンだろうなと思っていたら、ガイドの女性が我々を見て、どこから来たのか尋ねて日本語のパンフレットを渡してくれました。助かります。このガイドの女性はとても綺麗なおばさまで、saraiはうっとりと彼女の流暢なドイツ語の説明に聞き入っていました。もちろん内容はほとんど分かりませんでしたけどね。オペレッタの台詞を聴いているような心地よさがあり、満足、満足。皇帝の別荘だからでしょうか、建物に華美さはなく、むしろ質素です。社交上いろんな人から頂いたという立派な家具調度が置かれています。建物内で驚くのは、まじめで仕事一筋だったフランツ・ヨーゼフの唯一の趣味である狩猟の成果です。鹿の角が階段や部屋の壁を飾り、2000頭目の記念の鹿は剥製となって飾られていました。大物の大きく立派な角も並んでいます。大鷲の剥製やロシアで仕留めたという大物の熊の頭部の剥製も壁を飾っています。鳥類の剥製はガラスケースに飾られています。どんだけ殺生をしたことやら・・・。フランツ・ヨーゼフが使用した狩猟の銃や道具も並べられていました。当時は電気の利用が始まった頃で、電気扇風機や電気式卓上ライターもありました。同様に写真の技術も広まっていた頃で、皇后エリザベートが撮った写真も並んでいます。

カイザー・ヴィラの周りは緑に囲まれた自然豊かな場所で、庭全体が公園カイザー・パークKaiserparkになっています。カイザー・ヴィラから外に出るとカイザー・パークの真っただ中です。木々を通して、小高い山が見えます。ヤインツェンJainzenという山(835m)です。シシィ(皇后エリザベート)が愛した山です。シシィはカイザー・ヴィラに滞在中、欠かさずに毎朝この山に登ったそうです。彼女の美貌とスタイルを保つためだったそうです。


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そうそう、シシィと言えば、カイザー・ヴィラの建物内のショップでたくさんシシィ関連のグッズが販売されていましたが、シシィを主人公にしたヴィデオもあり、シシィを演じていたのは女優のロミー・シュナイダー。こちらのかたはシシィと言えば、本人よりもロミー・シュナイダーの顔を思い浮かべてしまうとか。

カイザー・パークの草原には、小さな白い花が咲いています。配偶者が興味深そうに眺めています。


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庭園をぶらぶらと散策します。遠くからカイザー・ヴィラを眺めます。緑の庭園の中にひっそりと佇んでいますね。


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広い庭園内の小路を辿り、小高い丘を上ります。


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丘の上にあるシシィのティーハウスに着きました。シシィは毎朝のヤインツェン登山の後、このティーハウスで朝食を摂ったのでしょう。


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このティーハウス前からカイザー・ヴィラを見下ろすと、木々の間から何とか見ることができます。


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このティーハウスから周りを眺め渡します。今日は曇っていて遠くの山は雲がかかっていますが、青空ならばきっと素晴らしい景観だろうなあと感じました。残念です。


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このティーハウスは現在は写真博物館Photomuseumになっているようです。シシィの写真も垣間見えました。


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庭園を散策しながら戻りましょう。


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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 

マーラー6番ですか・・・ハンマー打撃は勘弁してほしいものです。あったとしても、3回目の打撃だけは・・・

04/11 18:10 sarai

まさにマーラー6番な状況です笑

04/11 17:51 kico

お互い、残念でしたね。今年でヨーロッパ遠征を終わりにする予定でしたが、悲劇的な状況になりました。天はまだ我に旅を続けよというご託宣を与えたのでしょうか。1年延期

04/11 03:13 sarai

以前にもコメントさせていただいた者です。来ましたね、楽友協会からのメール。私たちはとりあえず1年延期としましたが、どうでしょうね。困っている人が多い中贅沢な悩み

04/11 00:33 kico

お返事ありがとうございます。
本当に!私もレイルジェットや美術館の手配もしているので、祈るような気持ちです。

03/10 19:06 kico
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