オランダ・ライン川・ウィーンの旅~ウィーンの聖シュテファン大聖堂の不思議
今日は曇り空ですが、雨は大丈夫です。聖シュテファン大聖堂の北の界隈を散策。ウィーンにも何故か、グーテンベルクの記念像があります。今回の旅では、マインツ、ストラスブールに続き、またまた、グーテンベルク。彼も謎の人物です。印刷技術を秘密にしていたため、彼の業績の詳しいことは分からないようです。
そのグーテンベルク記念像から続く2本の通り、ベッカー通りとゾンネンフェルス通りを歩きましたが、見かける教会の内部の豪華なことには驚かされます。
途中、ヴォルツァイレ通りに抜けて、カフェ・ディグラスでランチです。この通りにはカフェ・ハイナーもありますが、1昨日、ケルントナー通り店でランチしたので、今日はカフェ・ディグラス。
お店にはいると、大変な混雑ぶりでしたが、お店のスタッフが店の一番奥の特等席を見つけてくれました。配偶者がほかの客がターフェルシュピッツを食べているのを目ざとく見つけましたが、メニューにはありません。スタッフに訊くと、ターフェルシュピッツはあるとのことで、お昼から贅沢して、2人でいただきました。もちろん、大変、美味しかったですよ。
聖シュテファン大聖堂に戻り、この巨大な建築物を真後ろからまじまじと見上げると、この大聖堂も尖塔が左側、すなわち南側に1本しかないことに気付きます。

どうなっているのか、よくよく見ると、北側の尖塔のあるべき場所には途中までの基本部分は堂々と立っていますが、その上はドームがかぶって、未完の状態です。

この素晴らしい聖シュテファン大聖堂もストラスブールのノートルダム寺院同様に未完の建物だったんです。400年かかって建築され、結局、未完で終わったものです。
しかし、改めて見ると、ケルンの大聖堂の尖塔、ストラスブールの大聖堂とも肩を並べる巨大な尖塔は天を切り裂きます。偉大な建築物です。
今日の散策はこれで切り上げ、ホテルに戻って、仮眠。
ウィーン国立歌劇場でガランチャとアラーニャの《ウェルテル》を聴きに出かけました。オペラの素晴らしさを感じ尽くす公演で感涙あるのみでした。もう、よかったとしか、いいようがありません。詳細は別時事でアップ済です。
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